肥満症と言われたらあなたならどうする

 

 

²  肥満症とはどうゆう事が体重はいくら以上か「肥満になると食生活を見直しましょう」

 

²  肥満とはどう言う事が

 

肥満とは身体に脂肪組織が過剰に蓄積された状態の事を言います、それだけでは病気とは言えません、肥満によって健康障害を起こしているか、健康障害を起こしやすい肥満が有り、医学的には減量を必要とする病態の時「肥満症」と言います。

 

現在の所脂肪組織を正確にかつ経済的に測定する事が難しい為、BM(ボディ、マス、インデックス=体格指数)と言う数値を用いて、体重(kg)÷身長(m)が25以上の場合に「肥満」と判定しています。是非皆さんもこの計算で算出して下さい。尚、未だ色々な計算方法が有るようだが、どれが正しいか定かではない。

 

上記の要領で計算すると実体重が出ますので参考にして下さい。

 

 肥満症の診断基準         
1 肥満に起因ないしは関連して発症する健康障害を伴う場合 

        
 脂肪細胞の質的以上  

 脂肪細胞の量的異常 

 特殊な病態を伴う健康障害 

 
1 耐糖能障害・2型糖尿病        
2 脂質代謝異常    ・   
3 高血圧       
4 高尿酸血症・痛風            
5 脂肪肝         
6 冠動脈疾患(心筋梗塞・狭心症)         
7 脳梗塞

8 骨・関節疾患  

9 睡眠時無呼吸症候群

10 月経異常

11 肥満妊婦 

12 心理的サポートの必要な肥満症

     
2 内臓脂肪型肥満と判定された場合         
 腹部CTスキャンで内臓脂肪面積100cm2     

    

 

²  原因は何処に有るか

 

先ず言える事は遺伝、運動不足、食べ過ぎ、夜食、寝る前に食べる

これに合う人は今日からでも実行できることを実施して下さい、例、朝はエネルギーの源であるため400Cal500Calを取りましょう、昼も同様体に運動の頂点故1000Cal1400Calが必要です。

 

夜「夕食」はエネルギーを使わないので朝のカロリーで良いかと言えます、「他食べた後2時間以上過ぎて睡眠をする事」すぐ眠る事は良くない、「横になると細胞が働かない故脂肪として蓄積される。

 

²  治療の方法はどうすれば良いか

 

先ず食事、食事と合わせて運動、場合によってはお薬、等々で治療をする。「更に日常生活のパター

ンや行動の問題点を見つけて自分で少しずつ修正していくことが大切である。

 

²  摂取エネルギーの見直しをしましょう

 

減量の基本は消費は、消費するエネルギーより取り込むエネルギーを少なくする事です、

先ず身長から1日の適正エネルギーを算出します、「日常の活動量などによって個人差が有ります、

主治医から指示されたエネルギーが有ればそれに従って下さい。

 

u  1日に必要なエネルギーの目安は標準体重1kgあたり2530calの範囲で設定します、

 

例)身長165cmの場合

 標準体重=1.65(m)×1.65(m)×22=約59.9kg

 適正エネルギーは標準体重1kgあたり25calとすると59.9×25/1498 1500Cal

 

 

身長(cm)

目安のエネルギー[カロリー]

140

 

11001300

145

 

12001400

150

 

12001500

155

 

13001600

160

 

14001700

165

 

15001800

170

 

16001900

175

 

17002000

180

 

18002100

185

 

19002300

190

 

20002400

 

 

u  リバウンドについて

 

短期集中型の無理なダイエットをおこなうと、目標達成後に気が緩んで元の食生活に戻ってしまった

り身体が少ないエネルギーに慣れて、基礎的なエネルギー消費量が減る「適応現象」が起き体重や

 体脂肪が以前より増えてしまう事が有ります。

 これを防ぐには食事療法をおこない、筋肉量を維持して消費エネルギーを高める事が大切です。

 

n   食事療法と運動療法の関係 

 

肥満の治療には食事療法と運動療法が重要ですが、二つ合わせて行うと効果的です、

運動だけで減量しようとしても、食事でオーバーしたエネルギーを消費するには現実的に無理が

有ります。

 

運動療法はリバウンドによって体脂肪が増えないように筋肉量を維持したりエネルギーが筋肉で効率

的に使われるようになります、いわば食事療法のサポート的役割を担っています。

 

「計算上、体脂肪1kgを10日で減らそうと思ったら、毎日700Calのエネルギー消費の追加が必要

す」「700キロカロリー消費するにはジョギング1時間半」

 

²  栄養のバランスに気を付けましょう

 

エネルギーを気にして食べる量を減らしたり、特定の食品だけ食べたりすると体に必要な栄養素が

不足する事が有ります、しっかり取り組むには管理栄養士に相談してみよう。

 

主食(ごはん、パン、麺など炭水化物供給源)主食(肉、魚介類、玉子、大豆、大豆製品など

タンパク質の供給源) 副菜(野菜、きのこ、海藻などビタミン、ミネナル、食物繊維の供給源)

を毎食食べよう。

 

1日に牛乳、ヨーグルト類はコップ1杯程度、果物はリンゴ、もしくはミカン2個程度の量を取るよう心がけよう。「果物バナナ、トマト、時季果物」

 

揚げ物や炒め物、マヨネーズやドレシッシングをたっぷり使ったサラダなど油を使った料理は12品までにしましょう。

 

主食

ごはん、麺類

主菜

肉、魚、玉子

副菜

野菜、キノコ他

 

油を使った料理

揚げ物

ドレシッング

 

 

12品まで

 

 

²  食べ方のパターンに気を付けましょう

 

1日摂取エネルギーを守っても食事の回数やタイミングによっては減量が効果が薄れてきます。

どがくい、むら食い、まとめ食いをしない、夕食は軽めにし、寝る前23時間はなるべく食べない。食事は抜かないようにし、規則正しく取る事。ゆっくりよく噛んで食べる事が基本である。

 

例 食事の記録を作成し実行する事

 

いつ、どこで、なにを、どのくらい、どんな状況で食べたかを書き留めて記録として残す、そこである程度分かるはずだ、悪い食事、良い食事が分かる、「どんなことでも残す」

 

悪い例、テレビを見ながらお菓子を食べる、朝食がいつもパン、コーヒーだけである、たとえば牛乳毎食取っていたのに取らない、「バランスの良い食事をとるよう努める」

体重の記録つける、起床後トイレに行って朝食を取る前に体重を測る、「グラフ」出来る限り同時間で測る、「その日にした運動量や出来事、体調などメモしておくこと、」

 

常に食生活全般自分で管理する事、行動、記録、等々悪さ下限を変える。「良い管理1年に一度健康診断が有るように」

私のウエスト95cm、82cm以上から肥満と言う

 

食事療法のQ&A「私の考え」

 

お酒や甘いものをやめずに痩せる方法は有りませんか 

 

アルコール類や甘いものは主治医、管理栄養士と相談して量や頻度などのルールを決めましょう、記録を付けて実際の量を客観的に把握し、そこから実際にどのくらい減らすことが可能かなど自分でコントロールできることが望ましいと言える。

 

果物を食べると太るのですか

 

果物=食べると太ると言う事ではありません、何を食べるにしても全体的な量やタイミング、その他の食物や栄養との割合など色々な条件が重なって肥満は起こります。

 

果物もビタミンや食物繊維が豊富です、1日取りたい果物の量はバナナなら中1本、リンゴなら大きめのもの1/2個位です、出来れば朝か昼又は間食で。「果物ほどほどとるとよいでしょう」

 

料理の仕方でエネルギーが抑えられると聞きましたが、どうですか 

 

料理の前に素材の選び方も大事です、肉の場合脂肪の少ない部位、「赤身や皮なし」魚介類は脂肪を多く含まない種類のものを選ぶ機会を増やしましょう。調理方法は焼いて脂肪を落とす、又はゆる、

   

煮る、蒸す、など油を使わない方法で、揚げ物をするとき衣は薄い方が低エネルギー、又パン粉は生より乾燥したものを使うと吸油量が少ないので低エネルギーです。

 

私の肥満に対する総評を書きます

 

一番太る事は食べる量が多い、自分に合ったカロリーを摂取する事「11800Cal2000Cal男性、16001800Cal女性」を進めます、食べる時間を決める、「朝抜かない、毎食3食きちんと取る」

 

間食はしない、「してもカロリーノ低いもの」常に腹八分、寝る前には食べない、食べた後3時間後に床に就く。

   

「分かつているがどうしても出来ない場合は茶腹も一時「水、お茶」で腹を満腹すれば良いか」貴方はどうですか守れますか、いやすでに実行している、特に女性のダイエットは花盛り、出来るものも有れば出来ない、リバンウドも多い。無理せずダイエットして下さい。